IR Information –IR情報– アクロディアのIR情報

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様・関係者の皆様へ

このたびの3月11日に発生いたしました東日本大震災の被害は筆舌に尽くしがたい状況であり、心を痛めております。一連の大災害に際しまして、亡くなられた多数の方々のご冥福を祈念し、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。

私たちアクロディアは、ユーザーと情報機器との接点で、ユーザー1人ひとりにとっての心地よい使いやすさ、サービスの実現に取り組んでおります。

昨年からの大きな動きである、新しい携帯電話の形であるスマートフォンは非常に早いスピード感をもって新たな情報機器としてユーザーの皆様に普及しています。この新しい動きをうけ、私どもでは従来のフィーチャーフォンでの当社主力製品である「VIVID UI」を始めとするミドルウェアを中心とした事業からの大きなビジネスシフトを行うべく、社内改革に努めてまいりました。 まず、これまでの製品ラインナップの見直しを行い、来るべきスマートフォン時代に向け、ミドルウェア事業においては、すべてのアセットをスマートフォン向け製品・サービスにシフトすべく対応を急ピッチで行ってまいりました。

第一に、これまでフィーチャーフォンでVIVIVD UIにより新たな市場を作り出したきせかえサービスをアンドロイド端末向けに展開を始めております。当社が現在提供しているアンドロイド向け「きせかえtouch」サービスは、ユーザーからのダウンロード実績を好調に積み重ねております。現在、コンテンツ制作会社様は数十を数え、コンテンツ数は400種類以上と増加しており、大きな市場を生みだす土壌ができつつあります。今後、国内全キャリアでの積極的な展開、および中国、欧州でのサービス開始を進め、フィーチャーフォン市場以上のビジネス規模を作り出すべく全社をあげて取り組んでおります。

第二に、スマートフォン向け開発環境である「VIVID Runtime」ビジネスでは、GMOインターネット株式会社との合弁会社「GMOゲームセンター株式会社」を設立し、堅牢なセキュリティー、OSやバージョンを気にすることなくデベロッパーの方に開発をしていただけるといった特徴を生かし、アンドロイド向けゲーム配信サービスに力をいれております。サービス開始後、順調に会員を獲得すると同時に、グローバル展開でも大きな可能性が見えており、今後の展開を非常に期待し取り組んでおります。

この二本の柱を中心とし、その他、アンドロイド向けのセキュリティーソリューション、マルチパッケージデリバリーソリューション等、よりスマートフォンでのユーザーの利便性を向上すべく、魅力的な製品を展開する準備を整えております。

また、携帯電話端末関連の製品だけでなく、ECサイトの運営に必要な商品の決済、受発注から配送など全てのバックヤード業務をカバーしたシステム「EXREGZIO(エグレジオ)」を利用したリアルサービスを子会社AMSで展開しておりますが、事業開始以来始めての黒字化を達成しております。もちろん当社の得意とするスマートフォンとの連携をさらに深め、今後の大きな収益の柱となるべく事業拡大への施策を続けております。

フィーチャーフォンからスマートフォンに舞台は移りますが、各ステークホルダー様に認めて頂いてきておりました技術力をさらに磨き、今後も"最高の発想の実現"に挑戦し続け、「人に優しい」「最先端をもっと身近に、楽しく」、アクロディアならではのソリューションを開発し、日本、世界に向け展開してまいります。

スマートフォンへの移行期で大きな谷間を乗り越える形となり、痛みを伴う改革も必要ではございましたが、皆様のご期待以上のものをお届けできるよう、経営陣、社員一同、引き続き一層励んでまいりますので、今後ともアクロディアへのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2011年6月1日
株式会社アクロディア
代表取締役社長 堤 純也